5000年の歴史を持つ新生活術「癒しのアーユルヴェーダ」｜カンポフルライフ by クラシエの漢方

发布时间：2025-06-17 02:53

瑜伽作为一种运动形式，源自印度，已有5000多年历史 #生活乐趣# #运动乐趣# #运动历史#

アーユルヴェーダとはドーシャとは心身を健康に導くディナチャルヤーの教えおすすめアーユルヴェーディックライフ　実践！ 2分でスッキリ　簡単セルフスカルプケア

アーユルヴェーダとは

「アーユルヴェーダって、あれでしょ、おでこにオイルを垂らすやつ！」
アーユルヴェーダって知っていますか？とは何かと聞いた時、よく返ってくる答えです。

シーロダーラ

おでこにオイルを垂らすやつ　＝　シーロ（頭）ダーラ（垂らす）です。
もちろんシーロダーラもアーユルヴェーダのマッサージ（もっと言うと治療として使われる場合も）の一つですが、アーユルヴェーダはそれだけではありません。

アーユルヴェーダは、サンスクリット語※1で「生命科学」と訳されますが、言い換えると「生きるための法則」「長生きする方法」であり、「よりよく生きるための教え」として、病気の治療だけでなく、心身の健康のための過ごし方を説いた伝統医学であり、病気の治療と予防の方法について、医師の手によるものから、生活習慣の提案まで、幅広い範囲の教えを説く、五千年の歴史をもつインド・スリランカ発祥の伝統医療です。

※1サンスクリット語＝古代インドアジア圏の公用語。
アーユルヴェーダはサンスクリット語に基づいた伝統療法です。

＜よりよく生きるための教え＞
では“よりよく生きるための教え”とはなんでしょう。
アーユルヴェーダの治療は、病気を診るのではなく、人を診ると言います。
どんな病気に陥りやすいか、その人の体質を診て治療方法や使用するハーブやスパイスを決めていく、いわばオーダーメイドの治療法です。
そして病気ではない人にとっても、個々の体質に合った病気にならないための過ごし方、食事の摂り方や運動や睡眠等の生活習慣について、決められています。
単に病気を治すだけでなく、「より良く生きるための健康法」です。

＜アーユボーワン＞
“Ayubowan”
スリランカ人の挨拶です。私はスリランカの空港で初めて耳にしました。
朝昼晩いつでも使える挨拶だそうで、大学の授業の開始と終了にも使うそうです。
こんにちは～、という感じで使われますが、直訳の意味はAyu＝人生・生命 bowan＝続く・継続する、＝長生きを～、よい人生を～、という意味だそうです。
敬虔な仏教徒の国スリランカらしい、素敵な言葉で、私が好きな言葉です。

＜五元素理論とトリドーシャ理論＞
アーユルヴェーダの基本は、宇宙に存在する万物は5つの元素からできているという「5元素理論（パンチャマハブータ」とその5元素から派生した3つのエネルギー「トリ※2ドーシャ理論」です。
※2トリ＝3の意味

宇宙を大宇宙、人間を小宇宙と捉え、自然界と同様に人間も５つの元素で構成され、３つのドーシャに支配されると考えます。
言い換えれば、宇宙（自然界）と人間、形は違うけれども、同じエネルギーであるということです。

＜人間は自然の中の一部＞
自然と人間は同じエネルギーでできているということは、自然のリズムに沿って生活することで、自分のエネルギーは最小限で過ごせるということになります。
例えば、梅雨時期、湿度が高く寒い日や蒸し暑い日が続きます。湿度の高いどんよりとした日は、私たち人間も体が重く、思考も遅く重くなりがち。気候が変わりやすいこの時期はメンタル面も不安定になりやすい時期です。また冬の寒い日、木枯らしがピューっと吹くような乾燥している日は、私たち人間のお肌も乾燥します。お肌だけでなく、髪の毛や体内も乾燥します。
というように自然の流れ、季節の変化は私たちの心身にも影響を与えます。
またスリランカでは、生活は天体の動きに影響されると信じられているため、結婚や引っ越し、転職等、日常の様々な節目で、占星術を今でも用います。新年を迎える時間も、占星術によって決められるため、毎年新年を迎える時間が異なります（日程は大体4/12～13頃）。

ドーシャとは

ドーシャとは、不純なもの、増えやすいものの意味。
「体液」、「病素」とも訳され、病気だけではなく健康も司っています（ギリシャ・ユナニ医学の四体液説に対し、アーユルヴェーダでは三体液説が特徴的です）。

アーユルヴェーダでは、ドーシャと呼ばれる3つのエネルギー「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」が、自然界と同様に私たちの心身の健康や病気を支配していると考えます。
「空」と「風」→ヴァ―タ、「火」と「水」→ピッタ、「水」と「地」→　カパ　が生じ、この3つのドーシャのバランスは一人ひとり違うバランスを持ち、そのバランスによって体質が決まります。
不調が生じた時、体質ごとに対処法が異なるので、まずは、自分のドーシャバランスを知ることが大切です。

＜ドーシャチェックをしてみましょう！＞
https://www.treeoflife.co.jp/ayurveda/

＜ドーシャの特徴＞

ヴァータ・・・風のドーシャ《軽・冷・動・速・乾》
運動のエネルギー。体内の運搬や循環、すべての機能、活動の調整に関わります。
華奢で痩せ型。背は低いか細くて高く、肌は冷たく乾燥肌。機敏で活発。怪我をしても治りが早い。快活で想像力豊か、好奇心がつよく、新しいものや変化を好み、順応性も高く、新しい環境や初対面の人ともすぐなじめます。理解力もよく、記憶するのも早いタイプです。
アンバランス）不安が強くなり、気分も変わりやすい、衝動的で集中力もなくなる。怖がりで心配性、抑うつ症状を示すこともあります。不安のため睡眠時間が短くなり、無駄なことに浪費するようになります。
ポイント）不規則性を生みやすいため、生活リズムを正す！

ピッタ・・・火のドーシャ　《熱・鋭・軽》
消化のエネルギー。消化や代謝の調節をします。
中肉中背でスタイルがよく、肌や髪が柔らかく、関節が柔軟。暑さに弱く、汗をかきやすい傾向があります。闘争心、チャレンジ精神にあふれ、集中力があります。快食快便です。知的で情熱的、勇敢で機転がききます。
話や行動に無駄がなく、リーダーに最適なタイプです。
アンバランス）湿疹や蕁麻疹ができやすく、目が充血します。短気で怒りっぽく、批判的で喧嘩っ早く、完全主義に走る傾向があります。
ポイント）熱さ、鋭さを鎮める、クールダウン！

カパ・・・水のドーシャ　《　重・冷、遅・粘　》
細胞を構成し、身体の内部環境の維持、免疫力を支配します。
体格がよく、体力、持久力のある肉体労働や運動に耐える人です。
髪も豊かでつやがあり、肌は白くしっとりなめらかです。慈悲深く、献身的で穏やかさと寛大さにあふれています。動作や話し方がゆっくりです。覚えは遅くても、なかなか忘れません。お金を貯めるのも上手です。
アンバランス）こだわることが多くなり、執念深く、思考も鈍り大雑把になります。活動意欲を失い、抑うつ状態になることもあります。寝起きが悪く日中も眠気に悩まされます。
太りやすく、アレルギー性鼻炎や鼻水鼻づまりに悩まされることが多く、気管支疾患に罹りやすい。
ポイント）毎日の運動、生活に変化をつける！

＜西洋医学との違い＞
アーユルヴェーダは西洋医学のように病気の症状を取り除くのではなく、より健康に、長寿や若さを保つことを目的としているため、食事や運動、睡眠といった日常生活から、病気の治療も扱う医学でもあります。
スリランカでは、アーユルヴェーダ医になるためには、スリランカの限られた大学で学ぶか、または世襲制で先祖代々アーユルヴェーダ医の家系であるか、のどちらかだそう。
アーユルヴェーダでは占星術を重んじると、前に書きましたが、もちろんアーユルヴェーダ医は、天体の勉強もします。
昔は西洋でも、医者は天文学の知識を持ち、個人のホロスコープから、治療方法や原因を探し、病気やけがを治していたそうです。

＜病気の予防と治療＞
アーユルヴェーダは、「健康の促進」「病気の予防」「症状の治療」の3つの側面から健康を支えます。
特に病気の予防や未病（健康と病気の間の状態）に対する対処法がたくさんあります。
アーユルヴェーダの智慧を生活の中に取り入れ、ホリスティックな観点から身心の病気の予防および健康の促進のために役立てましょう。

心身を健康に導くディナチャルヤーの教え

アーユルヴェーダには、自然と調和し、自然のリズムに沿って暮らすディナチャルヤーという考え方があります。どのドーシャが優勢であっても、ディナチャルヤーに沿って過ごすことで、心身が健康でいられると考えます。

ディナチャルヤーが推奨する１日の過ごし方をご紹介します。

【朝：６～10時】カパの時間
重さを感じやすいので、排泄や舌磨き、うがい、オイルトリートメントなどで体を軽くしましょう。散歩やヨガなど、体を動かすのも◎。自分を観察し、調子を整える時間に！

【昼：10～14時】ピッタの時間
消化力が高まる時間帯なので、栄養価の高いものをたっぷり摂るのがおすすめ。アーユルヴェーダでは、未消化物の蓄積が病気の一因と考えます。

【夕方：14～18時】ヴァータの時間
頭の回転も速く、勉強や仕事がはかどる時間。会議などをこの時間に行うとスムーズですが、時間の経過と共に疲れが出てくるため、こまめな休息を忘れずに。甘味はヴァータのバランスを整えるので、15時の休憩で甘い物を食べることは理にかなっています。

【夜：18～22時】カパの時間
朝同様、この時間も体が重く感じやすいため、食事は軽めに、1日の疲れをゆっくり取りましょう。22時ごろまでにベッドに入ることで、入眠しやすくなります。

【真夜中：22～2時】ピッタの時間
この時間にしっかり寝ることで、次の日の英気を養います

【早朝：2～6時】ヴァータの時間
起床の時間。自然のエネルギーに助けられ、スムーズに起床できます。

体調がすぐれない時、まずは自分の生活リズムを見直してみましょう。自然と調和して1日を過ごし、調子が整うことを実感してみてください。

＜おすすめアーユルヴェーディックライフ　朝の習慣、口腔ケア＞
睡眠中は唾液の分泌量が減ることで、口内が乾燥し、細菌が増殖するそう。
うがいや舌磨き、歯磨きを朝の習慣にし、朝を清々しくスッキリ、「軽く」過ごしましょう。スッキリ軽さを出すために、朝のカパの時間に実践してみてください。

① オイルうがい
セサミオイル（食用）を大さじ1 ～ 2口に含み、数分間ブクブクうがい（がらがらうがいではありません）。頬の筋肉も鍛えられ、一石二鳥！
オイルを口から出す際は、ティッシュや新聞紙などに含ませ、ごみ箱に捨てます。

② 舌磨き
うっすら白い舌苔は通常の状態です。いつもより「もったり重い」「黄色く重い」「粘りがある」等がある場合は、舌磨きを。専用の器具、またはスプーンなどで、舌の表面を3 ～ 4回なぞります。強くこすると舌の表面を傷つけるため、優しくこすります。最後にうがいをして終了です。毎日行う必要はありませんが、舌の観察は習慣にすると、自身の身体の状態を把握するのに役立ちます。

③ 白湯
口腔に溜まった過剰な菌を排出したら、白湯で体内の臓器を起こしましょう。最も簡単な消化促進剤です。食事を摂るときにも一緒にどうぞ。

おすすめアーユルヴェーディックライフ　実践！ 2分でスッキリ　簡単セルフスカルプケア

お顔の肌と頭皮はつながっています。お顔の肌と同じように、頭皮をケアして血流をよくすることで、張りや輝きのある肌が蘇ります。
また髪は、大切な頭部を直射日光や暑さ寒さから保護する役割を担っています。皮膚と違い、神経が通っていないため、傷んでも痛みは感じず、自力で健康な髪を取り戻すことはできません。しかし頭皮をケアすることで、髪を健康に保つことも可能です。スカルプケアの効果は、まず血流アップ。
これにより髪に栄養が行き届き、髪が健康になります。薄毛や抜け毛、白髪の軽減も期待できます。

スカルプケアは首や肩こりの軽減や、お顔のリフトアップ、美肌効果、神経系をリラックスさせ、緊張やストレスの軽減にも。アーユルヴェーダでは5000年も前からスカルプケアが行われてきました。ぜひ頭皮ケアを毎日の習慣にしてみてください。

＜実践！セルフスカルプケア＞
リラックスとリフレッシュ、どちらにもおすすめ。植物油や頭皮用美容液、ローションを使い、頭皮の滑りのいい状態で実践してください。毎日頭皮に触れると、ご自身の体調の変化も分かります。

Step1. 頭皮にオイルをつけ、なじませ、指の腹で頭皮に触れてチェック

Step2. おでこを緩める。両手根部をおでこに当て、軽く滑らせるように動かす

実践！セルフスカルプケア step1・2 イメージ図